「譲渡後の避妊去勢手術契約」により動物の譲渡を実施している米国デーン郡人道協会(DCHS)のDonnett主任獣医師と、Matt動物医療サービス運用アシスタントへのASPCA(米国動物虐待防止協会)のインタビュー記事“They Did It: Decreased Length of Stay with Post-Adoption Spay/Neuter Contracts”(https://www.aspcapro.org/resource/they-did-it-decreased-length-stay-post-adoption-spayneuter-contracts)について見ています。
ASPCApro: What value have you seen these contracts bring since you’ve started implementing them?
ASPCApro:実施してから、これらの契約がもたらした価値は何ですか?
Donnett & Matt: There are so many benefits shelter-wide. Having animals leave the shelter decreases the burden on our care staff to clean kennels and provide care. It gives mildly ill animals time to recover in a low-stress environment and reduces the number of medications we give in the shelter. It means we have more space to take in animals who need our care.
Donnett&Matt:シェルター全体に非常に多くのメリットがあります。動物をシェルターから出すことで、動物舎を掃除してケアを提供するためのスタッフの負担が軽減されます。それは、軽度の病気の動物に低ストレス環境で回復する時間を与え、私たちがシェルターで与える薬の数を減らします。それは私たちが私たちの世話を必要とする動物を受け入れるためのより多くのスペースがあることを意味します。
【のらぬこの解説】
まず最初は、シェルターの収容能力の増大です。動物のシェルターの滞在時間が短くなれば、受け入れ可能な動物の数が増えます。
We found that many of the kittens were taken to the vet by their adopters and came back to us in excellent health and up to date on all their vaccines. We would have supplied these services at the time of spay/neuter, so we saved money by adopting them out on contract.
私たちは、子猫の多くが新しい飼い主によって獣医師のもとに連れて行かれ、健康状態が良好で、すべてのワクチンについて最新の状態で私たちに戻ってきたことを発見しました。これらのサービスは避妊去勢手術時に提供していたはずなので、契約して譲渡することでコストを節約しました。
【のらぬこの解説】
本来であれば譲渡前にシェルターが行っていた医療行為を新しい飼い主が実施すれば、シェルターの医療コストは軽減されます。