ウサギを飼う前に その4 家族との相性

HSUS(米国人道協会)の“Is a rabbit the right pet for you?”(ウサギはあなたにぴったりのペットですか?)(https://www.humanesociety.org/resources/rabbit-right-pet-you)から、ウサギを飼い始める際の確認事項について見ています。

 

Family fit(家族との相性)

Rabbits and very young children are generally a bad mix. Rabbits require safe, gentle handling and a quiet environment. As prey animals, rabbits can be easily startled and stressed by the loud noises and fast, uncoordinated movements that are typical of excited children. You may need to wait until your kids are older before adopting a rabbit.

ウサギと幼児は、一般的に良くない組み合わせです。ウサギは、安全で穏やかな取り扱いと静かな環境が必要です。被捕食者であるウサギは、興奮した子どもに特有の大きな音や素早い協調性のない動きによって、簡単に驚いたりストレスを感じたりすることがあります。ウサギを飼うのであれば、子どもが大きくなるまで待つ必要があるかもしれません。

 

【のらぬこの解説】

一般的に動物は、不規則で突発的な動きや音に強く反応します。人間の幼児が興奮した際の行動はまさにそうです。捕食者である犬や猫ですらそうなのですから、被捕食者のウサギはなおさらです。ウサギは大きな物音で気絶したり、ショック死することもあります。

 

Kids may be enthusiastic about the new bunny for the first couple of weeks, then lose interest when taking care of them interferes with their activities. If your kids are begging for bunnies now, just keep in mind other things they've begged for and remember that the animal may end up spending most of their time with you. Your kids may think they're ready for a pet, but you definitely have to be.

子どもたちは、最初の数週間は新しいウサギに夢中になるかもしれませんが、世話が自分の活動のじゃまになると興味を失います。あなたの子どもが今ウサギをねだっている場合は、彼らがねだった他のものを参考にして、その動物があなたとほとんどの時間を過ごすことになるかもしれないことを思い出してください。あなたの子どもたちはペットを飼う準備ができていると思うかもしれませんが、あなたは間違いなくそうでなければなりません。

 

【のらぬこの解説】

子どもがペットに飽きたとしても、ペットの世話はそのペットが死ぬまで誰かが行わなければなりません。保護者には、その「誰か」を引き受ける覚悟が求められます。