スペイクリニックの床材と壁材 その2

ASPCA(米国動物虐待防止協会)による、スペイクリニックを建設する際のいわゆる「建設ガイド」 “S/N Building & Equipment Resource Guide”(以下「ガイド」)から、具体的な内装や機材について見ています。

 

Flooring Materials(床材)※続き

 

Epoxy:(エポキシ樹脂)

Pro: Solid surface, any color, can add no-skid properties.

長所: 表面が堅い、色が豊富、滑り止め加工が追加できる。

Cons: Very expensive; can scratch and dull surface; must be installed properly.

短所: 非常に高価。表面に傷がついたり、くすんだりすることがある。正しく設置する必要がある。

 

Marble/Ceramic Tiles:(大理石/セラミックタイル)

Pros: Nice aesthetics

長所: 見た目が美しい

Cons: Expense, slippery, multiple seams to maintain

短所: 費用がかかる、滑りやすい、継ぎ目のメンテナンスが必要

 

Wall Coverings(壁材)

 

Walls in prep, surgery and animal holding rooms should be able to withstand a moderate amount of water/scrubbing. While you will not be hosing the walls down, you will need to periodically deep clean.

準備室、手術室、動物飼育室の壁は、適度な量の水やこすり洗いに耐えられるものでなければなりません。壁に直接水をかけることはないでしょうが、定期的に徹底的な清掃をする必要があります。

 

【のらぬこの解説】

壁面清掃の必要がある部屋については、少なくとも床面から1メートルくらいまでは非浸透性材料で覆われていることが望ましいでしょう。

 

FRP (fiber reinforced plastic) panels can be installed over drywall. FRP is inexpensive but can scratch and has seams where panels adjoin.

FRP(繊維強化プラスチック)パネルは、乾いた壁の上に貼ることができます。FRPは安価ですが、傷がついたり、パネルとパネルの継ぎ目ができたりします。

 

Glass—has the added benefit of visualization of flow.

ガラス製の壁面はフローを見渡すことができる利点があります。

 

Epoxy Paint.

エポキシ塗装。