迷子のペットを見つけたら その2

運転中に迷子のペットを見かけたらどうするか、HSUS(米国人道協会)のホームページ“How to help a stray pet”(https://www.humanesociety.org/resources/how-help-stray-pet)から見ています。

 

Catch them safely 安全に保護する

 

Safety first 安全第一

A strange, frightened, and possibly sick or injured animal can behave unpredictably. A sudden move on your part, even opening your car door, can spook them and cause them to bolt—possibly right onto the highway. If the animal looks or acts threatening, or if you feel uneasy about the situation, stay in your car.

見知らぬ、おびえた、または病気やけがをしているように見える動物は、予測できない行動をとることがあります。車のドアを開けたとしても、あなたの側の突然の動きは、それらを驚かせ、高速道路に飛び出させる可能性があります。動物が威嚇するように見えたり、威嚇してきたり、状況に不安を感じたりした場合は、車の中にとどまりましょう。

 

【のらぬこの解説】

傷ついた動物から見れば、いくら優しい声掛けをしたとしても、手を出して来ようとする者は基本的に「敵」です。自らの生存のために、攻撃してくることは仕方がないことです。その際に、助けようとする人がけがをしないよう気を付けることはもちろんですが、動物のストレスについても配慮する必要があります。ストレスを与えることにより、その場では激しく威嚇していたとしても、その後に衰弱が急速に進むことがあるからです。

 

If possible, restrain the animal. Create a barrier or use a carrier, leash, piece of cloth, or length of rope to keep the animal in the area. Signal approaching vehicles to slow down if you cannot confine the animal, or divert traffic around them if they appear to be injured and is still on the roadway.

可能であれば、動物を拘束します。周囲を囲むか、キャリア、ひも、布切れ、またはロープの長さを使用して、動物をその場所に留めます。動物を閉じ込めることができない場合は、近づいてくる車両に速度を落とすように合図し、怪我をしている様子でまだ車道にいる場合は、周囲の交通を迂回させます。

 

【のらぬこの解説】

無理やりな拘束は動物にストレスを与えるため望ましくありませんが、動物が路上にいることは非常に危険な状態ですので、可能な限り拘束することが望ましいでしょう。その際にも、無理は禁物です。