殺処分を減らすために

今すぐできること


● 当たり前の話ですが、飼っている動物を捨てないでください。

● 動物を飼う際には、できるだけ動物愛護団体や保健所等から引き取りましょう。

● 動物を飼い始める前に、一生飼えるかどうかよーく考えましょう。長い人生の中にはいろいろなことが起こります。

● 特に犬猫を飼う際には、首輪と迷子札を必ず付けましょう(犬は鑑札と注射済票も)。マイクロチップも有効ですが、読み取り機がどこにでもあるとは限りません。

● 犬猫を飼う際には、必ず避妊去勢手術を行い、猫は屋内で飼育しましょう。

● 野良猫が敷地内で子供を産んだとしても、すぐに行政機関に引き取りを求めず、仔猫が離乳するまでは見守ってください。それだけで殺処分の可能性はかなり減ります。

● 保護した野良猫は自分で飼うか、自分で新しい飼い主を探してください。

● 動物愛護団体への寄付やボランティアに積極的に参加しましょう。彼らに必要なのはお金と人手です。※悪質な団体もあるのでご注意ください。

● 預かりボランティアに積極的に参加しましょう。

社会を変えていく


● 国政・地方選挙の際には、動物福祉に関心の高い人物に投票しましょう。

● 特に都道府県知事や市町村長が代わると、劇的に状況が変わります。

 

役所にボトムアップによる改革は期待できませんが、

トップダウンなら瞬時に変わります!

余談ですが、近年の過剰な公務員バッシングにより、全国で公務員数の削減が行われています。そのため、本来は人員を減らしてはならない部署も人員不足となり、いくつか問題が起きています。

● 家畜保健衛生所→豚熱蔓延問題

● 児童相談所→児童虐待を見逃すなどの問題

● 保健所→新型コロナ対応で疲弊

動物愛護担当職員も例外ではなく、ギリギリアウトの人員で業務を行っています。そう、アウトなんです。そのしわ寄せは動物たちが背負うのです。

何をやっているのかよくわからない部署をスリム化して、本当に必要な部署に人員が配置される。そういう行政組織になるよう強く望みます。